初めての親の介護 〜 父の入院

父から電話がかかってきた。「父さん、足が動かなくなった。」

救急車に連絡する前に、離れて暮らす子供(私)に電話してきた。直ちに病院へ行くように促し、最終便にて実家に戻った。

午前0時に無事に家に着くことができた。

それには色々な方が親身になってくださったお陰。感謝いたします。

  • 空港ではチェックインを締め切る時間であったが、ANAの方が手を尽くし、一緒に走ってくれた。ヒールで足が痛かったことでしょう。。。
  • 高速バスを追いかけてくれたタクシーの運転手さん
  • 一人っきりの母についていてくれた父の友人の方々

認知症の母は状況を理解できず、ただポカーンとしていた。帰る予定のない私が何故ここにいるのか???

父は脳梗塞の疑いで入院。病院に病状の説明をお求めたが、感染拡大地域から来た人の来院はNGとのことで、玄関も入れない。コロナ禍、理解できることではあるけれど、家族は認知症の母と私だけ、どうに成らぬかとお願いしてみた。

翌日、ドライブスルー的に抗原検査を実施してくれた。感染者が一桁の地域に暮らす病院職員にとっては、さぞや怖かったことでしょう。感謝いたします。

無事に陰性の結果を貰い、主治医の説明とリモートでの面会が叶った。父は椅子に座っており意外と元気。呂律が回らないところもあるが、普通に会話ができ、一安心。

リモート面会は予想外、病院のフタッフのご配慮に感謝いたします。

 

初めての親の介護 〜 老老介護

九州の住む両親、両親とも90歳を超えている。

父は年齢の割に若々しく自転車に乗るは、目の病気もなく補聴器も必要ない。

時々、世相や生き方などを父と議論することが楽しく、手前味噌ながら理論的な父が自慢である。

そんな父は、父にべったりの認知症の母を介護している。神経質で気難しく、おまけにちょー我儘な母はデイサービスにも馴染めず、訪問介護を受け入れない。

両親のことを常に気になりつつも、自分の家族や仕事を優先している毎日。

時々、電話をすると同じことを何度も聞く母の痴呆が悪化して来たなと何と無く感じていた。しかし、ここまでとは。。。。。